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jory70

リケーブル


今回は「リケーブル」について書いてみようと思います。 ケーブルについては色々個人の思いがあるかと思いますので、あくまで私個人の見解ということで宜しくお願い致します。 ここ数年ハイレゾブームが到来しておりますが、それに伴い付随するアイテムも盛り上がっております。 一番肝心な部分はハイレゾを再生させるプレーヤーとなりますが、次に重要なのがヘッドホンやイヤホンになります。 このヘッドホンやイヤホンとプレーヤーの間に位置するのが「ケーブル」になります。 このケーブル。本来はヘッドホン、イヤホンの本体に直結していますが、最近はヘッドホン本体部とケーブルが脱着できるタイプの製品が多く存在しています。 特にイヤホンではカナル型という耳の穴によりフィットするタイプのイヤホンに、このケーブル脱着機能がついたモデルが多く存在します。 おそらく基本的な理由としては、イヤホンの故障で一番多いのがイヤホンとケーブルの接合部の不良による故障が多いので、それを修理に出さなくてもケーブルの交換だけで、ユーザーの負担が抑えられるのが目的な感じはします。 ケーブルが交換できるとなると出てくるのがケーブルのカスタマイズです。 より高価な素材を使ったケーブルでグレードアップを図れたり、見た目がお洒落な色や素材になる。それが「リケーブル」となります。 私個人の見解としては、極端に粗悪なケーブルでもない限りは音質に変化をもたらすことはないと思っています。 特にイヤホンはプレーヤーと本体の距離が短いですので、より悪い影響を受けにくいとは思います。 これはレコーディングで使うマイクケーブルでも同様になりますが、高いから音色が変わるなんて事はありません。。。 (あくまで個人的な意見です) マイクケーブルの場合、一度購入したケーブルは打撃による損傷とか、何かトラブルにならない限りは長年使っていく事になります。 コネクターの半田不良であれば、半田をやり直したり、コネクターを交換してケーブルは使いまわせますし、そうやってスタジオやホールでは末永く使います。 ゆえに音質というより、素材に着目されます。 マイクケーブルで一番メジャーなケーブルメーカーは「カナレ」になります。 カナレの何がいいのかになりますが、扱いやすさと耐久性です。 ケーブルは出したり、しまったりの連続です。極悪な環境でも使われます。 しまうときは八の字巻きで巻いていくのですが、粗悪なケーブルだとケーブルに癖がつきやすく綺麗に巻けません。 その点、カナレのケーブルはやわらかく、丈夫で耐久性もあり信頼度で選ばれています。

偽者のカナレのケーブルも出回っていますが、こういった収納作業をすると直ぐ偽者かどうかがわかります。 また長距離の引き回しによるノイズ対策もされていたり、全ての面で安定して使えるケーブルでカナレが多く使われています。 そう考えるとイヤホンに使われるケーブルも同様に音質というよりは、こちらも出したりしまったりの連続になりますので、より丈夫で扱いやすいケーブル素材。という意味でのリケーブルは有りだと思っています。 また、見た目もおしゃな色、ケーブル外部の仕上げなんかもカスタマイズという点でも面白いですよね。 音質向上の為に購入するとお考えであれば、元々ついているケーブルも名のあるメーカーであれば悪いケーブルを使うことはありませんので、あまり意味のない投資になってしまうかもしれません。 イヤホンで一番苦痛なのが使い初めと終わりですよね。とくに使い始め。ケーブルがこんがらがって、なかなか音楽再生が出来ない。 そんなイライラから開放されるような、さらさらしたケーブルとか。あとはコネクタ不良が起きづらそうな、しっかりとしたジャック部。 それを考慮して買うという点ではお勧めが出来ます。 リケーブルについては個人的な趣味のこだわり部分でもありますので、肝心な自分が満足できればそれでいいとは思います。 1万円も出す気は起きませんが、2,3千円くらいで使い勝手もよく、見栄えもお洒落な「リケーブル」は楽しい音楽生活のアイテムになるかと思います。

もっと面白いのは自分でケーブルを作る。これはまた違った意味で楽しくなるかと思いますw


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