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  • jory70

RIP-TIE(リップタイ)

みなさんRIP-TIEというメーカーはご存知でしょうか。 音楽や映像関係に携わっている方なら大体の方は知っているかと思います。 ケーブルを縛る部材(ケーブルラップ)の専門メーカーです。

今では100均でも手に入るケーブルを束ねの部材ですが、未だに業界ではRIP-TIEが一般的となっています。 構造は単純なのですが100均のそれとは少しだけ違うのです。 業務ではケーブルの設営、撤収にけっこう時間をとられます。 そんなケーブルの収納時にケーブルを巻く作業がいかに効率よくできるかでストレスが軽減されます。 RIP-TIEのケーブルラップは、ケーブル使用時にも常に一定の場所にとどまってくれる構造になっているのです。

仕組みは単純。ベロクロの端に幾つかの穴が開いています。そこにタイラップを通してベロクロの端の部分を完璧に固定してしまうのです。 これにより常に設置した場所にとどまってくれ、ケーブルをするすると抜け落ちてしまうことを防いでくれるのです。 なーんだ。単純じゃん。じゃぁ100均だって売ってそうじゃない。 いえいえ。これがRIP-TIEの特許なのです。 故にRIP-TIEのケーブルラップを買わないとこの構造じゃないのです。

↑ 一般的なケーブルラップはラップ自体に巻きつける構造になっているので、ケーブルが通してある根元部分が開いてケーブルを伝って落ちてしまうのです。 それがRIP-TIEと他メーカーとの大きな違いです。 まぁ穴をあけてタイラップをつければ。。。改造もできますが、販売品としてはNG商品になってしまいます。 他にもRIP-TIE常に使い勝手を考えて進化しています。 強度もつよくベロクロの品質も良いので長期にわたって安定して使用する事ができます。 鉄骨のような重量のあるものまで対応する製品もあったり。用途に分かれた構造や太さ、長さになっています。 <RIP-TIEの価格> RIP-TIEは写真のようにある程度のセットで販売されています。 20メートルくらいのマイクケーブルなら16mm幅の「L6-10」シリーズがお勧めです。

サウンドハウスで10本セットで1800円くらいです。1本180円と100均なら8本くらい買えてしまうのですが、RIP-TAIの使い勝手を知るとこれにしたくな るのです。あとは現場でRIP-TIEを使っていれば業界に携わっているなんてのもわかるので何かと都合が良いのです^^ <RIP-TIEの取り付け方> 取り付け方ですが、ちょっと癖があります。慣れてしまえば簡単です。

ベロクロの端に、いくつか穴が開いており、そこにタイラップを通します。 ケーブルの太さにあわせて穴の位置を変えますが、通常のマイクケーブルくらいの太さであれば一番端の穴で大丈夫です。 毛がもしゃもしゃしてない側、つるつるしている側からタイラップを通します。 (ケーブルの内側はつるつる。外側がふさふさが来るようにします) ケーブルを包むようにして、あとはタイラップをキュッと絞れば完了です。

言葉にすると説明が難しいのですが、画像のようにすればOKです。 あとはあまったタイラップの部分をカットします。

詳しい取り付け方はRIP-TIEのホームページにもあります。またケーブルのパッケージにも記載してあります。 RIP-TIEは毎年InterBeeに出展しており、ブースでは試供品も配布しており毎年新作をもらいにいくのが楽しみでもあります。 色も豊富ですし、つまみの部分にはロゴのプリントもできたり、オリジナルラップの注文もできるようです。

写真の製品は今年頂いたものなのですが「リップラップ」とよばれるもので現場作業で任意の長さにカットして使うことができるそうです。 これは試供品なので小さいですが、本製品は大きく巻いてあり、それを腰にぶら下げて携帯して使うものです。 よく「ばみり」のビニールテープを腰にいくつか下げている裏方さんいますよね。あんな感じにケーブルをその場その場でケーブルをクランプして使うことを想定し ているようです。 カットも容易で手で切ることもできるそうです。まさにばみりテープ感覚ですね。 12.7mm幅の9mが¥710円。45mで¥2840円となっています。 止めなおしもでき、軽量な素材なのでこれからの現場で見かけることも出てくるんでしょうかね。

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