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RAW撮影

  • jory70
  • 2017年6月6日
  • 読了時間: 4分

デジタルカメラの記録方式ではJPEG撮影が一般的ですが、RAW(ロウ)撮影ができるカメラがあります。 一眼では当たり前の撮影方式ですが、高級コンデジやミラーレス一眼でも採用されるようになっています。 今回はRAW撮影について書いてみたいと思います。 RAWとは「生データ」と呼ばれるデータ方式です。 生データとは、アナログカメラで言うフィルムにあたります。 JPEGは完成形の写真となります。 RAWは専用ソフトでは見ることが出来ますが、RAWのままでは現像前のデーターにすぎない為、お友達に渡しても見ることが出来ません。 また、RAWデーターはカメラ固有の内容も含まれるため、使用したカメラに対応したソフトでないと開くことも出来ません。 RAW撮影したデーターはPCソフトを使った「現像」という処理を経て、ようやくJPEGや、その他の画像フォーマットデーターになるのです。 だったら最初からJPEGで撮影しておけば現像という作業が省けるんじゃないか。となる訳ですが、その通りでもあるんです。 ではなぜRAW撮影があるのでしょう。 それは現像という作業の中身が重要になってきます。 先ほども書きましたが、JPEGは完成形のデーターフォーマットです。 JPEGは圧縮が掛けられており、また完成データーであるが為に、その写真素材を後から編集したり加工すると劣化が生じます。 大袈裟ではありますが、写真プリントされたものをスキャナーで取り込んで編集するのと、フィルムから現像するのとの差に似ています。 編集するのであれば、やはり現像前のデータをいじるのが劣化を防げる事になります。 ですがRAWデーターの情報量はJPEGよりも多くなり、1枚自体のファイルサイズが大きくなります。 昔はメモリーカードの容量が小さかったので、やむなくJPEGで撮影する事もあったかと思いますが、最近はメモリーカードの容量も飛躍的に増えましたので、作業面での考慮でJPEGにするかRAWにするかの選択になっていると思います。 JPEGでも編集や加工は出来ます。ただ、元の素材は物凄く情報量が多く、劣化がおきづらいという点でRAW方式での撮影を私はお勧めします。 RAW方式といっても編集や出力は難しいのでは? そんな事、全然ありません。 一度RAW撮影の味を覚えてしまうと、二度とJPEGには戻れない体になってしまうかもしませんw というのも、編集とは色味の変更や風合いを調整するだけのものではないからです。 もしかしたら撮影に失敗したと思える写真も救出できる可能性がRAWにはあるのです。 JPEGは完成データーでありますから、それが答えとなってしまいます。 色合いに関しては特に室内ですと、室内照明で思った色になっていなかった場合があります。 通常、撮影時にホワイトバランス調整をして撮影するのが基本ですが、RAW撮影では後からホワイトバランスが調整できるのです。 それも劣化なしに。 シャープネスの調整、絞りの調整もできたります。 この点に関してはJPEGでも無理やり調整はできますが、ノイズが載ったり、不自然になってしまったりします。 そんな事からも、初心者の方には特にJPEGでの撮影をお勧めします。 RAW撮影には、他にも色の濃さや、コントラスト調整、画角度調整や水平調整など、思い通りの編集までを調整する事が出来ます。 出力形式もJPEG以外の方式も選べたり、やれる事が沢山あるのです。 機能が豊富でどれを調整したり、いじればいいのか分からないと思う方は、自分が使いたい機能だけを調整すれば良いと思います。 より調整したい部分が見えるように、分かるようになってくると自然に他の機能も使うようになっていくのだと思います。 最初からすべてを網羅するのではなく必要な調整だけをしていく。これを続けることで調整がこなせていけるのだと思います。 RAWソフトは購入したカメラに付属してくるのですが、もっと細かい調整をしたい。簡単に調整したいと思われる方は、他社製のソフトウェアを開拓するのも良いでしょう。 もちろん、photoshopなどの画像加工専用のソフトをお持ちであれば、そちらでRAW現像から加工編集を1本で済ませることも出来ますし、お気に入りのRAW現像ソフトで出力後に加工用ソフトを使うのもよいでしょう。 ただし、何度も書いていますがJPEGデーターを加工するのは劣化が生じます。 劣化は画面でみるのと、実際にプリントされている物で確認するのとでは違いがありますので劣化を考慮しつつ、なるべく少ない数で完成させるのがよいと思います。 撮影でどうしても撮って出しをしなくちゃいけない、すぐに沢山の画像を渡さないといけない。 そんな場合は、カメラによってはJPEGとRAWの両方を同時に記録できるモデルもあります。 撮って出しはJPEGで排出して、あとで時間ができたらRAWで現像する。 RAW撮影は劣化を防ぐ為だけではなく、まさかの時の保険にもなりえます。 皆さんも怖がらずに積極的にRAW撮影をしてみましょう。 またの機会に現像ソフトについても特集してみたいと思います。


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