ホットピクセル。カメラを使っている人には永遠の悩みでしょうか。 いわゆるドット抜け、画素抜けとも呼ばれる現象です。 ある点が常時白く点灯して見えるのですが、明るいシーンならまだしも暗がりのシーン、黒が主張のシーンで点が目立ちます。 カメラの画素抜けは紫外線の影響によるものだったり、使っていくうちになったり原因は様々です。 ですが、確実に言えることは紫外線の影響で起こる確率が一番多いと思います。 外で使われるカメラに多く存在し、室内に限られて使用されるカメラには起きにくいのです。 カメラは写真でも映像でもどのカメラでもホットピクセルは起きます。 テレビ局のカメラでも稀に見ることがありますが、センサーを交換しないと直らないものもあります。 そうなると数十万という費用がかかってしまう為、あきらめている場合が多いです。 NHKなんて昔はドット抜けしたら直ぐに直していたのですが、今は特殊な撮影で使わないスポーツ中継のカメラはホットピクセルがみれたりします。 そんな厄介なホットピクセル。 センサーを交換しなくとも、近くの画素をかぶせるようにソフトウェアで調整させる方法もあるようです。 キャノンの場合、直接問い合わせてみたのですが価格については見てみないとわからないとうことで具体的な価格はわかりませんでした。 ホットピクセルの数も、もしくはホットピクセルでない可能性もあるかもしれませんから、このようなコメントになってしまうと思われます。 ですが、過去の事例を見ていくと「1万2千円」という数字が多く見られました。 また、本当か嘘かはわかりませんが、レンズキャップをつけた状態で「手動クリーニング」モードにしてミラーを上げて30秒ぐらい放置。 その後カメラの電源をOFFにすると直るなんて話も。。。 ホットピクセルとは、そのピクセルが死んでしまっているので復活することなんてありえるのか?とも思いますが、ブラックバランス調整のような 事がされているのであれば、あるにはあるけど目立ちにくくなっているのかもしれません。 どしてこんな話をしているかと申しますと、実は私の使っているカメラにもホットピクセルが出てしまったのです。 編集中に気づいたのですが、1箇所白く点灯している点がありました。明るいシーンでも物体の色によっては見えてきたり。。。 一度気になると、もう際立って見えてくるのですが。。。
赤い矢印の横にあるのがホットピクセルです。
これがシーンによってはチラチラしますし、気になるのです。
そこでどうしたものかと思って調べていました。 ビデオカメラでは画素かぶせ修正も結構な費用がかかります。 というのも修理扱いになるので、どんな小さな事で初期費用があります。 これがメーカーによってはまちまちなのですが、ソニーのビデオカメラの場合、何をしなくても3万5千円ほどかかります。 いわゆる参加料という風に呼んでいます。。。 写真のカメラの場合は1万円程度がスタートなのですが、できればその程度で終わって欲しいものですよね。 そこで、だめもとで噂の手動クリーニング方法を試してみました。 するとどうでしょう。ホットピクセルが消えています。 あれれと思って、その前に撮影してあった未編集の素材をみると。そちらもありませんでした。。。 とういことは、この作業をする以前に見えなくなっていたという事になります。 何度もホットピクセルが起きた動画と今回の確認用、直前の動画をタイムラインに並べて見比べても消えていました。 もしかしたら撮影時間が長くなってくると現れるのか? とも考えましたが、たいていはその逆で使っていると目立たなくなるなんて話の方が多いように思えるのですが無かったです。 てことは、ホットピクセルではなくソフトウェア的な問題で出ていたのかとも感じられます。 確かに、思い起こせばホットピクセルを確認した後にカメラのファームウェアをアップした事がありました。 その際にリセットされて何かが変わったのか。。。 何が何だがよくわかりませんが、今後も現れない事を願っております。 そんな事で、今回はカメラの画素抜けについて書いてみました。 もし次出たら、センサークリーニングに出す気持ちでホットピクセル調整も依頼してみようかと思います。 レンズのフランジバック調整もして欲しいです。 ただ、近場に持ち込めるセンターがないので配送になるので、腰が上がるのは当分先にしたいです(汗