現在デスクトップPCにはLGのブルーレイドライブが内臓されています。 かれこれ6年以上は使っているでしょうか。 特に壊れてはいないのですが、最近はPC本体の設置場所の関係でスリム型の外付けドライブを活用しています。 所有しているスリム型のドライブはDVDまでしか使えないので、ブルーレイを活用する際は内蔵を使っています。 CDのリッピングは専ら外付けドライブなのですが、いかんせんスリム型なので読み取り速度が遅かったり、古いCDは読み取りが悪かったり。 動作音も大きいときがあります。 そこで内臓型の5インチドライブを外付けで使いたいと思うようになりました。 手持ちの古いCDが劣化を続けており、早めにリッピングしたいとも思っていました。 そうなるとライブメーカーはどれにすればいいのかなぁと改めて思い始めました。 今はLGを使っているのですが、やはりパイオニアのドライブが欲しいと思いました。 というのも、パイオニアにはCDを読み取るには都合の良い機能が付いているのです。 それが「PureRead」です。 これはパイオニア独自の技術で、劣化気味なCDでも読み取りができる可能性が多かったり、通常のCDでも精度の高い読み込みができる機能。 現在このPureReadはPureRead4+まで進化をしており、最新のドライブに搭載されています。 ただ、ここで注意が必要なのがPureReadが使えるのはリテール品となります。 リテール品とは化粧箱に入った製品です。 パーツショップで販売されているようなプチプチシートで包まれているのはバルク品となります。 他にもリテールとバルクの見極めが出来るのですが、ドライブ正面です。 ドライブトレイの下に「Pionner」のロゴがあればリテール品。無印だとバルク品となります。 となるとリテール品を買うことになるのですが、やはり同じようなスペックでもリテールとバルクでは価格が若干違います。 現行品ですとBDR-212シリーズになります。 リテール品は「BDR-212JBK」、バルク品は「BDR-212UHBK」となります。 実売価格はリテールが¥16500円、バルクが¥14500円ほどになっています。その差は2千円です。 さすが新製品だけあってリテールもバルクも高いですね。 その前の世代は211シリーズ。そしてその前が209シリーズとなっています。
新しいドライブが買えれば越したことはないのですが、実際自分の使い方を考えると新シリーズはハイスペックすぎると思いました。 最新のドライブの売りは4K・UHDディスク対応、Mディスク対応、BDXL対応となります。 私がこの中で使うかもしれないのはBDXLくらいでしょうか。 といってもDLさえ使ったことがないのですが^^ Mディスクとは、経年劣化に強い書込み用ディスクです。これも値段が高いので縁がないに等しいです。 UHD対応。こちらはドライブだけ導入しても使えません。OS、CPU、マザーボードが対応して初めて使えます。 私はUHDは専用プレーヤーがあるので無くても問題ないです。 そうなると私にはバルク品では209BBKが合っているようです。価格も8000円を若干下回る価格です。 でもこれにはバルクなのでPureReadが搭載されていません。 (ファームウェアで対応させる方もいるそうですが。。。) 209シリーズのリテール品は209JBKになります。 こちらは生産終了品なので新品は皆無で、中古ドライブが出品されているぐらいでした。 これにはPureRead2が搭載されており、最新バージョンではないもののPureReadが搭載されているのです。
するとです、なんとパイオニアが経営しているネットショップ「パイオニアIT]さんで、この209JBKが特別価格で販売されているではありませんか! しかも販売価格は¥9241円。そこから2000円OFFのクーポンまで使えるので¥7980円! バルク品の209と同じ価格で、PureRead2が搭載。またバルク品でもソフトが無い方の価格との比較なので、209JBKを買うっきゃない! しかしです。。。なぜか販売ボタンがないのです。 よーくみると売り切れていました。。。 さらによく見ると、在庫復旧までお待ちくださいともあります。 数日間ショップサイトを見ていましたが一向に在庫はできません。 そこでメールで問い合わせることに。
帰ってきた返事は「来週の中ごろに入荷予定があります」とのこと。その中ごろに在庫が復活したのです。 もちろん2000円オフのクーポンも使えました。 ちなみに、パイオニアITショップだと最新12の212リテール品も¥12778(税抜)で販売されています。 どこのパーツショップよりも安い。
少し悩みましたが、税込みだと13800円ほどなり、方や7980円。6千円近く差があるので209JBKをポチりましたw <PureReadの使い方> 実は購入初期はPureRead機能はオフになっています。 付属のCD-ROMには書き込みソフトが入っていますが、ドライバが見つからない。。(あるのかもしれませんが) 私はパイオニアのページよりダウンロードしました↓ https://pioneer.jp/device/list_wr_dr.html ここから所有しているドライブ用を探します。 私の場合209JBKでしたが、実際にダウうロードボタンを押して貰えたドライバは209-211となっていました。 209と211は共通のドライバなのかもしれません。 ダウンロードが完了したらインストールします。 インストールが完了すると、アプリメニューに「PioneerBDDriveUtility_BDR-211」が出来ますのでユーティリティーを立ち上げます。
するとこのようなウインドが出てきます。 ここから設定をします。 一番下の項目にPureRead2の項目があります。 初期ではONのチェックボックスが外れていましたので、チェックを入れます。 するとパーフェクトモード、マスターモードのどちらかが選べるようになります。 パーフェクトモードは忠実に読み込むモードです。CDに傷がある場合、補完無しで取り込んだり、リッピングソフトによっては中止されるようです。 マスターモードは読み込めないポイントを補完します。 傷が多く、パーフェクトモードで実害がある場合はマスターモードにします。 できれば最初はパーフェクトモードで活用するのが良いそうです。 最後に、システム設定項目の「ドライブに設定を保存する」のチェックを入れてウインドを閉じます。 念のため、再度ユーティリティーを立ち上げて、設定が反映されているか見ておきます。 これでPureRead設定が完了です。 このPureRead機能はリッピングソフトに関係なく、純粋に本体に組み込まれるそうです。 仮にリッピングソフト側に補完機能がある場合は、ソフトの補完をオフにします。 これでドライブ自体のPureReadだけが純粋に機能することになるようです。 私が使っているXrecoredには補完機能自体がないそうなので、この作業は不要になります。 <外付けドライブ化> さて、この内臓ドライブを外付けで使うにはどうしたらよいかとなります。 一昔前なら光学用のドライブケースは多くあったのですが、最近は外付けはスリムドライブが一般的です。 私が確認した所、3社ほどしかありません。 価格も中華製で5千円。信頼のあるラトック社が1万ちょっと。残りはその中間の8千円くらいと。 せっかくドライブを安く済ませたのに、ケースがドライブ以上の価格になるのは気が引けます。 特に持ち歩くこともなく、ただ手前で使いたいだけですので。 そこでむき出しで使う方法です。 探すとあるものです。
むき出しのHDDや光学ドライブを使うためのツールです。 色々なメーカーから販売されていますが、とりあえず評判が良いサンワサプライの「USB-CVIDE3」を選びました。 2千円ほどで購入できる製品です。
HDDや光学ドライブをUSB3.0に変換できるキットとなります。 シリアルATAと電源が1つの端子にまとめられており、USB3.0端子と電源アダプターをさせば外付けドライブに変身します。 本当はケースも欲しかったので、ほかの方法として中古の5インチ外付けドライブを購入して、ケースだけ流用しようかと。 しかし、新目のドライブじゃなとUSB3.0に対応しておらず、USB2.0製品が多かったのです。 また、電源アダプターが弱いとか、購入を悩ますフレーズがちらほら。 そんな中、まぁ裸だけどこれでもいいかと。ケースは大きくなるし。。。と気をおさめてw
ですが、むき出しというのもなんか気が引ける。ということで、自作カバーをつけることに。 次回はDIYで光学ドライブ簡易カバーの制作記事につづきます!