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アウトボード

  • jory70
  • 2021年3月30日
  • 読了時間: 3分

今回はアウトボードについて


アウトボードとは外付けのイコライザーであったり、コンプレッサーであったり。

外付けする機材をアウトボードと呼びます。



今のDAWはこういった機器はプラグイン化されているので、あえて外付けの機器を使う必要もないかと思うのですが、

プラグインではかもし出せないアナログゆえの音作りができるのがアウトボードを使う理由になります。


もちろんプラグインだとCPUが許す限り好きなだけプラグインを使うことができるし、ノートPCだけで完結できちゃう。


ですがプラグインも奥が深く、もっといいプラグインが欲しい。

その先にアウトボードが見えてくるようになるのです^^


ボーカル録りであれば当初オーディオインターフェースに搭載されいてるマイクプリを使いますが、

これが続けていくうちにスタジオにあるような高価なマイクプリが欲しくなったりします。


またエフェクターやコンプレッサーも実機が欲しくなるのです。


とはいえ実機にはデメリットもあります。

それはプラグインのように一度に沢山使うことが困難だからです。


1chにコンプレッサとEQ。2chにも同様にとなると物理的に使用する分のアウトボードが必要になります。

その点プラグインであればCPUの能力があれば好きなだけ使うことができるのです。


アウトボードはスタジオなら同じ機種が複数台ある場合もありますが、やはり基本は掛け録や別トラックへの掛け落としです。


昔はプラグインがないので掛け録は当たり前のことでした。


掛け録すると、あとから変更するには再度掛け録りをしなくてはいけません。


そして実時間の録音が必要となります。

プラグインであればCPUの性能が高ければあっという間に結果が出せます。


そういった違いがあるのですが、そこまでしてもアウトボードの魅力はあるのです。


■アウトボードを使う場合の注意点



アウトボードを使用するにあたって1つ注意点があります。


直接ボーカルやギターにアウトボードのマイクプリであったり、エフェクトを掛け録りする場合は大丈夫なのですが、

仮に録音した物にあとからアウトボードのコンプを使いたい、エフェクターを使いたいなんて場合は注意する点があります。


それはインターフェースのアウトプット、インプットの数です。

コンパクトなインターフェースの場合、インプット、アウトプットが2chしかついていない事もあります。


プラグインのようにPC内だけで完結できる音楽作りでは問題ないのですがアウトボードと使う場合、インターフェースからアウトボードへ音声を出力する必要があります。


もしアウトプットの出力が2つしかない場合、これはMIXされたステレオ音声をスピーカーなどに出力するためにあるのでアウトーボードに出力すると、その間はスピーカーでの視聴ができなくなります。


ヘッドホン端子のみで作業する事で回避もできるのですが、スピーカー作業へ移行する度に繋ぎ変えるのは色々厄介だと思いますので、できれば出力は4chくらいできるインターフェースがあるとアウトボード使用でも不満はおきづらいかと思います。


アウトボードも沼ですが、また音楽の世界にどっぷりつかるのも悪くはないと思います^^




 
 
 

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